メインコンテンツへスキップ
Version: 26.x

Jest CLI オプション

jestのコマンドラインランナーは多くの便利なオプションを持っています。 jest --helpを実行することで使用可能な全てのオプションを見ることができます。 以下に示すオプションの多くは任意のテストを実行する際に利用できます。 Jestの各設定オプションはCLI経由で指定する事ができます。

以下に簡単な概要を示します。

コマンドラインから実行する#

全てのテストを実行する(既定値):

jest

パターンやファイル名で指定されたテストのみ実行する:

jest my-test # または
jest path/to/my-test.js

Hgやgit(の未コミットファイル) に基づいて変更のあったファイルに関連したテストを実行する:

jest -o

path/to/fileA.jspath/to/fileB.jsに関連したテストを実行する:

jest --findRelatedTests path/to/fileA.js path/to/fileB.js

スペック名に一致するテストを実行する(基本的には describeまたはtest内にある名前との一致を確認する):

jest -t name-of-spec

ウォッチモードで実行する:

jest --watch # デフォルトで jest -o を実行
jest --watchAll # runs all tests

ウォッチモードにより特定のテストセットにフォーカスするためにファイル名やファイルパスを特定することも可能となります。

yarn で使用する#

Jest を yarn test で実行する時は、コマンドライン引数を Jest の引数として直接渡せます。

下のコマンドの代わりに

jest -u -t="ColorPicker"

このように使用できます:

yarn test -u -t="ColorPicker"

npm scriptsを使用する#

npm test でJestを実行する場合でも、npm test とJestの引数との間に -- を指定することで、コマンドライン引数を使用できます。

下のコマンドの代わりに

jest -u -t="ColorPicker"

このように使用できます:

npm test -- -u -t="ColorPicker"

キャメルケースとダッシュ区切りの引数#

Jestは、キャメルケースとダッシュで繋いだ2種類のarg形式をサポートしています。 次の例は同じ結果になります。

jest --collect-coverage
jest --collectCoverage

2種類の引数の形式を併用することもできます。

jest --update-snapshot --detectOpenHandles

Options#

注意: CLIのオプションはConfigurationの設定値に優先します。


Reference#

jest <regexForTestFiles>#

引数を付けて jestコマンドを実行した場合、その引数はプロジェクト配下のファイルを照合する正規表現として扱われます。 パターンを与えてテストスイートを実行することができます。 パターンに一致するファイルだけが選択され、実行されます。 端末によっては、次のように引数をクオートで囲む必要がある場合があります。 jest "my.*(complex)?pattern" また、Windows ではパスの区切りとして / を使用するか、`をエスケープして` を使用する必要があります。

--bail#

エイリアス: -b。 失敗したテストスイートの数 n 回に達した場合に直ちにテストスイートを終了します。 デフォルトの回数は 1 です。

--cache#

キャッシュを使用するかを指定します。 既定値ではtrueです。 キャッシュを無効化するには --no-cacheを指定します。 注意: キャッシュの無効化はキャッシュに関連した問題が発生した場合のみ行って下さい。 概して、キャッシュの無効化によりJestの実行時間は2倍になります。

キャッシュの内容を調べるには、 --showConfig を使用して、 cacheDirectory を確認してください。 キャッシュをクリアする必要がある場合は、--clearCache を使用してください。

--changedFilesWithAncestor#

現在の変更と最後のコミットによる変更に関係するテストを実行します。 --onlyChanged と同様に動作します。

--changedSince#

指定されたブランチもしくはコミットハッシュ値以降の変更に関係するテストを実行します。 現在のブランチが指定されたブランチと大きく異なる場合、ローカルで行われた変更点のみがテストされます。 --onlyChanged と同様に動作します。

--ci#

このオプションが指定された場合、Jestは CI 環境で実行されていると仮定します。 この事によって新しいスナップショットが発生したときの挙動が変わります。 自動的に新しいスナップショットを保存する通常の動作ではなく、テストを失敗させてJestに --updateSnapshotオプションを指定するように要求します。

--clearCache#

Jest のキャッシュディレクトリを削除し、テストを実行せずに終了します。 Jest のデフォルトのキャッシュディレクトリか、もしくはオプションが渡された場合は cacheDirectory を削除します。 デフォルトのキャッシュディレクトリは jest --showConfig コマンドで確認できます。 注意: キャッシュをクリアすると、パフォーマンスが低下します

--collectCoverageFrom=<glob>#

A glob pattern relative to rootDir matching the files that coverage info needs to be collected from.

--colors#

標準出力が端末でなくても強制的にテスト結果を強調して表示します。

--config=<path>#

別名: -c。 テストの探索と実行の方法を指定する Jest の設定ファイルのパスを引数に指定します。 設定ファイルにrootDirが設定されていなければ、コンフィグファイルのあるディレクトリをプロジェクトのrootDirと推定します。 引数にJSON形式の値を与えることでもJestは設定として使用します。

--coverage[=<boolean>]#

エイリアス: --collectCoverage。 テストのカバレッジ情報が収集され出力に表示されるべきであることを指定します。 <boolean> の値により設定オプションを上書きします。

--coverageProvider=<provider>#

Indicates which provider should be used to instrument code for coverage. Allowed values are babel (default) or v8.

Note that using v8 is considered experimental. This uses V8's builtin code coverage rather than one based on Babel. It is not as well tested, and it has also improved in the last few releases of Node. Using the latest versions of node (v14 at the time of this writing) will yield better results.

--debug#

Jestの設定に関するデバック情報を出力します。

--detectOpenHandles#

開いているハンドルを収集して出力することを試みます。これにより、Jest が何も出力せずに終了するのを防ぐことができます。 Jest を終了させるために --forceExit を使用する必要がある場合、潜在的な原因を追跡する際に、このオプションを使用してください。 これは --runInBandを意味し、テストを連続して実行させます。 async_hooks を使用して実装されました。 このオプションには重大なパフォーマンスの低下があり、デバッグにのみ使用する必要があります。

--env=<environment>#

すべてのテストに使用するテスト環境を指定します。 任意のファイルまたはnodeのモジュールを指定できます。 例: jsdomノード または path/to/my-environment.js

--errorOnDeprecated#

Make calling deprecated APIs throw helpful error messages. Useful for easing the upgrade process.

--expand#

別名: -e。 このフラグを指定すると差分とエラーを一部ではなく全体表示します。

--findRelatedTests <spaceSeparatedListOfSourceFiles>#

引数で渡された、スペース区切りのソースリストにあるテストを探して実行します。 コミット前に最小限必要なテストを実行するフックで使うのに便利です。 ソースファイルのテストカバレッジを含めるのに、--coverageが使用でき、--collectCoverageFrom でファイルを重複して指定する必要はありません。

--forceExit#

全テストが終了した後にJestを強制的に終了します。 テストコードにてリソースを適切にクリーンアップできない場合に便利です。 *注意: この機能は緊急の避難口のようなものです。 Jestがテスト実行後に終了しなければ、外部リソースが占有されたままであったり、タイマー処理がコードを保留したままであるという事です。 Jestが正常に終了できるよう各テスト後に外部リソースを開放することをお勧めします。 --detectOpenHandlesで追跡することができます。

--help#

このページと同様に、ヘルプ情報を表示します。

--init#

基本の設定ファイルを生成する. 次のコマンドを実行すると、Jest はあなたのプロジェクトの構成に基づいたいくつかの質問をし、各オプションの短い説明を含む jest.config.js ファイルを生成します。

--injectGlobals#

Insert Jest's globals (expect, test, describe, beforeEach etc.) into the global environment. If you set this to false, you should import from @jest/globals, e.g.

import {expect, jest, test} from '@jest/globals';
jest.useFakeTimers();
test('some test', () => {
expect(Date.now()).toBe(0);
});

Note: This option is only supported using jest-circus.

--json#

JSON形式でテスト結果を出力します。 このモードでは他の全てのテストに関する出力やユーザメッセージを標準エラー出力に出力します。

--outputFile=<filename>#

--jsonが同時に指定された場合にテスト結果をファイルに出力します。 得られる JSON の構造は testResultsProcessor に文書化されています。

--lastCommit#

最後に行ったコミットによるファイル変更に関係するテストをすべて実行します。 --onlyChanged と同様に動作します。

--listTests#

Jestが引数を与えられて実行する全てのテストをJSON形式で一覧表示し、終了します。 --findRelatedTestsオプションと同時に指定することで、Jestがどのテストを実行したのかを確認できます。

--logHeapUsage#

各テスト後にヒープ使用率を記録します。 メモリリークのデバッグに役立ちます。 nodeで-runInBand--expose-gcを指定して一緒に使用して下さい。

--maxConcurrency=<num>#

テストの同時実行数の最大値を設定します。 test.concurrent を使用するテストにのみ影響します。

--maxWorkers=<num>|<string>#

別名: -w。 テスト実行のためにworker-poolが生成するworkerの最大数を指定します。 In single run mode, this defaults to the number of the cores available on your machine minus one for the main thread. In watch mode, this defaults to half of the available cores on your machine to ensure Jest is unobtrusive and does not grind your machine to a halt. It may be useful to adjust this in resource limited environments like CIs but the defaults should be adequate for most use-cases.

For environments with variable CPUs available, you can use percentage based configuration: --maxWorkers=50%

--noStackTrace#

テスト結果でスタックトレースを出力しません。

--notify#

テスト結果の通知を有効にします。 JavaScriptのテスト以外の何かに意識を集中させてしまいたくない場合に適しています。

--onlyChanged#

別名: -o。 現在のリポジトリでそのファイルに変更があったかに基づいて、どのテストを実行するのかを識別しようとします。 git/hgのリポジトリでテストを実行した場合のみ動作し、静的な依存グラフが必要です (言い換えると動的な依存グラフは必要ありません)。

--passWithNoTests#

ファイルが1つも存在しなくても、テストスイートがパスするようにします。

--projects <path1> ... <pathN>#

Run tests from one or more projects, found in the specified paths; also takes path globs. This option is the CLI equivalent of the projects configuration option. Note that if configuration files are found in the specified paths, all projects specified within those configuration files will be run.

--reporters#

指定されたレポーターでテストを実行します。 リポーターオプション は CLI では使用できません。 複数のレポーターの例:

jest --reporters="default" --reporters="jest-junit"

--roots#

A list of paths to directories that Jest should use to search for files in.

--runInBand#

別名: -i。 子プロセスのworker poolを作成せずに現在のプロセスで全てのテストを1つずつ実行します。 デバッグ時に便利です。

--selectProjects <project1> ... <projectN>#

指定したプロジェクトのテストのみを実行します。 Jest は各プロジェクトを識別するために、設定内の属性 displayName を利用します。 このオプションを使用する場合は、すべてのプロジェクトに displayName を指定してください。

--runTestsByPath#

パターンやファイル名で指定されたテストのみ実行します。

注: デフォルトの正規表現マッチングは、小規模なテストではうまく機能しますが、複数のパターンを用いる場合や、大規模なテストでは遅くなります。 このオプションは、正規表現のマッチングロジックを置き換え、Jestが特定のテストファイルをフィルタリングするのに掛かる時間を最適化します。

--setupTestFrameworkScriptFile=<file>#

各テストの前にテストフレームワークの設定やセットアップを行うコードを実行するモジュールのパスを指定します。 セットアップ用スクリプトで読み込まれたファイルはテスト中でモックされないことに注意して下さい。

--showConfig#

Jestの設定を出力して終了します。

--silent#

コンソール経由でメッセージを表示しないようにします。

--testNamePattern=<regex>#

別名: -t。 正規表現に一致する名前のテストのみ実行します。 例えば、"GET /api/posts with auth"のような認証に関するテストのみ実行したいのであれば、jest -t=authが使用できます。

Note: The regex is matched against the full name, which is a combination of the test name and all its surrounding describe blocks.

--testLocationInResults#

location 項目をテスト結果に追加します。 レポーターでテストの場所を表示したい場合に役立ちます。

column は 0 でインデントされますが、line はインデントされないことに注意してください。

{
"column": 4,
"line": 5
}

--testPathPattern=<regex>#

テスト実行前に全てのテストのパスに対して照合する正規表現の文字列を指定します。 jest "my.*(complex)?pattern" また、Windows ではパスの区切りとして / を使用するか、`をエスケープして` を使用する必要があります。

--testPathIgnorePatterns=[array]#

An array of regexp pattern strings that are tested against all tests paths before executing the test. Contrary to --testPathPattern, it will only run those tests with a path that does not match with the provided regexp expressions.

--testRunner=<path>#

カスタムテストランナーを指定します。

--testSequencer=<path>#

独自のテストシーケンサーを指定します。 詳細については、対応する設定プロパティのドキュメントを参照してください。

--testTimeout=<number>#

テストのデフォルトのタイムアウト時間(ミリ秒)。 デフォルト値:5000。

--updateSnapshot#

別名: -u。 テスト実行中に失敗した全てのスナップショットを再取得する場合にこのフラグを指定します。 スナップショットを再取得するためにテストスイートのファイル名のパターンや --testNamePatternオプションを同時に利用することができます。

--useStderr#

各テストごとの結果をテストスイートの階層構造とともに表示します。

--verbose#

各テストごとの結果をテストスイートの階層構造とともに表示します。

--version#

別名: -v。 バージョンを表示して終了します。

--watch#

ファイルの変更を監視し、そのファイルに関連するテストを再実行します。 ファイル変更時に全テストを再実行したい場合は、 --watchAllオプションを指定して下さい。

--watchAll#

ファイルを監視し、何らかの変更があった場合に全テストを再実行します。 変更されたファイルに依存するテストのみ再実行したい場合は、--watchオプションを指定して下さい。

Use --watchAll=false to explicitly disable the watch mode. Note that in most CI environments, this is automatically handled for you.

--watchman#

Whether to use watchman for file crawling. デフォルトは true です。 --no-watchman で無効になります。